
こんにちは、MISOマガ編集部です。
今回は《販売》において使える無料・安価なWebサービスをご紹介します。
いくつも販路を持つことは煩雑になり大変ですが、まずは色々試してぴったりくるところを探してみたいですね。
ポケットマルシェ(通称ポケマル)は全国の生産者が登録し、消費者に直接販売ができるアプリです。
スマホ一つで登録から販売までできるので、すぐに直売を始めることができます。
農家登録には一週間ほどかかります。
注文が入ると運送業者が伝票を持って来てくれるので、あとは送るだけで完了します。
売上の15%をポケットマルシェに支払うだけなので、その残りが売上になります。
直売を始めてみたい人、消費者と直接繋がりたい人、スマホで直売がしたい人はおすすめのアプリです。
こちらも農家直送アプリです。
食べチョクはオーガニック野菜に特化し、24時間以内に消費者に届くことが強みになっています。
一番早ければ、夕飯の食卓にその日の朝採れたオーガニック野菜が並ぶのです。
オーガニックの生産者と農家さんと繋がれることは珍しいので、都内を中心に利用者が伸びているようです。
生産者の登録はフォームから行います。
直売の方法として、「モール出店」もあります。
楽天市場やYahoo、Amazonなどです。
モールに出店するメリットとしては次の通りです。
- すでに集客できているので、多くの人に見てもらえる
- ポイントなど、消費者がお得になる仕組みがあるのでモール内で買ってもらえる
自分でネットショップを作るだけだとお客様を一から呼んでこないといけませんが、モールでは最初からお客様がつきます。
デメリットとしては、「手数料が大きい」ことです。利幅が大きくない商品は売れば売るほど赤字になってしまうこともあるので、価格設計をうまくやらないといけません。
モール出店のご相談はMISO SOUPまでご連絡ください。
《その他モール》
SEND(センド)は生産者と都市部の飲食店や店舗を結ぶプラットフォームです。
生産者と消費地の情報や産品のギャップを埋めるべく、「欲しい」と「ある/作れる」を結びます。
例えば「珍しいジャガイモが思ったより多く獲れそうだけど、形が悪いな」という時に、「形悪いけどこういうジャガイモが獲れそうです」と入力しておくと、「形悪くていいからその品種使ってみたい!」というレストランなどから声がかかります。
逆も面白く、「こんな産品が欲しいです」とリクエストが並んでいます。

自分でネットショップを持ちたいならまずはBASEから始めるといいでしょう。
ネットショップを無料で始めることができます。そして月額費用も無料です。
かかる費用は2つです。
売れた野菜の代金の「3.6% + 40円」と、サービス利用料の3%です。
つまり、月に10,000円売れると「360円+40円+300円」で700円かかります。
クレジットカードも銀行振込も選べてこの金額なので、破格だと思います。
ここまで聞くて気がつくと思いますが、BASEはすごく安く、そして「使っている人が多い」です。
つまりライバルがたくさんいるということです。BASEへの集客をするのは難しいので、ホームページやSNSから発信・集客をし、最終的な購入先としてBASEを用意しておくのがいいでしょう。
またBASEは簡単に作れる分、センスが問われます。少しお金はかかりますが、デザイナーやカメラマンに依頼し、クオリティを上げて差別化しましょう。
その他にも無料のネットショップはあるので、配送スタイルや決済手段によって比べてみましょう。
《その他ネットショップ》
ネットショップはオプション程度で、まずはホームページを作りたいという方にはWixをおすすめします。
ドラッグ&ドロップで文字や写真を自分の思い通りにはめるだけで、ホームページが出来上がります。
おしゃれなテンプレートがあるので、デザインに自身がない人でもある程度の見た目のホームページが出来上がるはずです。
まずは自分でチャレンジしていくと、「デザインをもう少し整えたい」「撮影を上手にやりたい」と要望がでてくるはずです。
そうしたら、プロのデザイナーやWeb制作会社に依頼するといいでしょう。
WiXにもネットショップ機能があるので、もし途中で販売したくなった場合、後から機能を追加することでネットショップに早変わりです。
《その他無料ホームページツール》
いかがでしょうか。
気になったサービスがあれば、まずは無料のプランで利用してみてください。
Webサービスを使いこなし、より多くの方に美味しい農作物を届けましょう。
Webサービスのことで分からないことがあれば、MISO SOUPまでお問い合わせください。