農家も使える市場調査に便利なツール「RESAS」

こんにちは!MISOマガ編集部です。

 

農業経営をしていく上で、市場の調査や分析が必要な場合ってありますよね? 

 

そこで今回は、誰でも簡単に市場調査を行えるツール「RESAS(リーサス)」をご紹介したいと思います!

 

 

そもそもRESASって何?

RESAS(リーサス)とは、経済産業省が地方創生のために作った地域経済分析システムで、各公開データを視覚的に分析できるようになっています。

 

次のようなデータを閲覧することができます。

  • 人口構成
  • 人口増減
  • 新卒者就職・進学
  • 将来人口推計
  • 全産業の構造
  • 企業数
  • 農業産出額
  • 農業者分析
  • 林業者分析
  • 海面漁業者分析
  • 宿泊施設
  • 一人当たり賃金

ここに挙げたのは一例で、これら以外のデータも多くあります。

 

そしてRESASでは、こういったデータを視覚的に見ることができるので、数字を読むのが苦手な方などにとっては使いやすくなっています。

 

実際に使ってみた

データ量が多く、使い方が思いつかない方もいると思うので、実際に2つの例でRESASを使って分析してみました。

 

※なお今回の分析で指定する地域は「大分県」を指定します。

 

 

例1)地域の人をターゲットとした直売所を運営する場合

 

まずは、周辺地域の人をターゲットにした直売所を運営する場合について試してみます。

 

直売所の運営などをする場合に、その地域にどういった属性の人がどのくらいいるか知っておいたほうがいいですよね?

 

RESASを使うことでそういったことも簡単に調べることができるんです。

 

まずRESAS(https://resas.go.jp)を開いて、左上のメインメニューから人口マップを選択します。

 

 

次にサブメニューから人口構成を選択します。

 

 

すると、日本全体の地図が出てきます。

 

次に、自分の調べたい地域を右上の都道府県の選択肢から選びます。

 

今回は大分県を選びます。

 

 

次に表示レベルの「都道府県単位で表示する」を選択し、「人口推移」というボタンをクリックすると、大分県の実績値と推計値の人口推移をグラフとしてみることができます。

 

 

このグラフを見ると、大分県の総人口は減少傾向にあり、老年人口はほぼ現状維持で高齢化率が高くなることがわかります。

 

こういったデータから、ターゲットを高齢者に絞って店舗をバリアフリーにするといった高齢者集客のためのお店作りを目指すのも選択肢の一つとして考えることができます。

 

例2)海外観光客をターゲットとした観光農園をする場合

次に、海外観光客をターゲットとした観光農園をする場合について試してみます。

 

観光農園のある地域にどこ国の人が多く訪れているのかを調べてみましょう。

 

 

まずメインメニューから「観光マップ」、「外国人」、「外国人訪問分析」の順で選択し、都道府県で「大分県」を指定します。

 

右の表示レベルを指定するで「都道府県単位で表示する」、表示したい年と時期、訪日目的で「観光・レジャー目的」をそれぞれ選択します。

 

最後に「指定した都道府県で分析する」をクリックします。


するとこのようなグラフを見ることができます。

 

 

このグラフを見ると、大分県には韓国からの訪日が多いことがわかります。

 

このことから、観光農園のWebサイトを韓国語も対応させることが観光客を呼び込むために有効になるのではないか、といったことも考えていくことができます。

 

 

 

上で2つの例を挙げたように、RESASでは簡単な操作でデータを視覚的に見ることができます。

 

農業経営をしていく上で市場分析をしたいと思った際には、是非利用してみてください!

 

 

 ▼地域経済分析マップ(RESAS)はこちら

(おまけ)実際に地方創生のアイデアを考えて見ませんか?

内閣府地方創生推進室が主催する「地方創生政策アイデアコンテスト」というものがあります。このコンテストは、RESASを使って地域の現状や課題を分析し、解決策となるアイデアを提案するものです。

 

過去にはコンテストで提案された政策アイデアから新商品が誕生した事例もあり、地域のために何かできないかと思っている人がいればぜひチャレンジしてはいかがですか。

 

募集要項や応募方法、応募受付期間については以下の公式サイトよりご確認ください。

 

 

▼地方創生☆政策アイデアコンテスト2018の公式サイトはこちら